海の幸と山の幸であふれる島。
by ryoki on 8月.12, 2006, under ★★★(好き!), 与那国, 旅, 沖縄, 焼酎, 米, 食
海に囲まれた与那国は、海の幸で豊富なことは容易に想像がつく。例えば、カジキの刺身やグルクンの唐揚げは定番で、いつも美味しい。お寿司のネタにもカジキは必須という感じ。もちろん海塩も有名だ。
しかし、それだけじゃない、山の幸も想像以上に豊富なのだ。
三大酒蔵巡り。

まず、本格焼酎“泡盛”。この島には、世界に名を轟かせる酒造会社が3つある。何?泡盛が山の幸かって?だって米から作るじゃない(強引?)。ちなみに、タイ米が多いらしい。何?世界に名を轟かせてるかって?試しにググってみてよ。
ということで、3つの酒蔵を一手に引き受ける祖納地区に足を運ぶ。こんな小さな島の小さな町の3つ酒造会社がいずれも有名なのは、恐らく、ここが日本で唯一60度のお酒の製造を許されているところだからだろう。
さて、最初に見つけたのは、最も有名な“どなん”擁する“国泉泡盛合名会社”。色んな種類の“どなん”で溢れていた。
次に“舞富名(まいふな)”擁する“入波平酒造”を見つけた。ところが店舗は見つからなかった。後で思ったが、ここは古い工場でもう使ってないところなのかも。確かに“舞富名”の看板は他にもあったな…。
最後は“与那国”擁する“崎元酒造”。ところが看板が錆びてて、店舗にも入れない。引窓のところに移転のお知らせがあった。その地図を参考に移転先に行ってみると、そこには白い巨大な工場が…。恐らく商売繁盛してるのね。もう少し早い時間帯に着けば、製造の様子が見えたらしい。でも、時期によって作業工程が異なるので、自分の見たい工程が見られるとは限らないらしい。



ヤシガニ@国境(はて)。
陸上甲殻類で最大といわれるヤシガニに睨まれた…。
酒造巡りを終えると、ティンダバナに登ってから、夕日を見納め、一行は再び祖納に戻ってきた(ティンダバナは男性的な島、与那国。、夕日は日本で最後に沈む夕日。でレポート済み)。
そう、“国境”と書いて“はて”と読む店で“ヤシガニ”をいただくためだ。店に入るとまず目に入るのが、展示用の焼酎瓶とボトルキープの山。奥の座敷に案内されると、自分たちが色紙に囲まれていることに気がつく。前の壁も横の壁も天井までも、有名人や偉い人達のサインやメッセージで埋め尽くされていた。それほどまでに有名な店のようだ。
さて、予約をしていたので、飲み物を注文するだけで、後は何にも心配しなくていい。コースを一気に紹介しよう。
①
②
③
④
⑤
⑥
左から①カジキの刺身、②ヤシガニ雑炊、③カジキの唐揚げ、④ヤシガニミソたっぷりの軍艦巻き、⑤ゆでたヤシガニ、⑥ヤシガニ出汁でいただく長命草蕎麦。
とにかく大満足だった。雑炊、軍艦巻き、蕎麦汁はヤシガニの出汁がたっぷり。カニのミソ・出汁が好きな人なら、これも好きだろう。そして、このコースに絶妙な合いの手を入れているのが、島の名物の一つ、カジキ。刺身も言うまでもないが、唐揚げも美味しかった。
メインのゆでたヤシガニだが、食べ方は基本的にカニと同じ。ただ、甲羅がえらく硬いので、甲羅を割る器具が必要だ。カニってほじくって身を取るまでが面倒、という人は、ハサミの大きい方をいただくといい。ハサミ一つでかなりの量が取れ、食べ得感たっぷり。
さて、山の幸・海の幸に分類すると、山の幸は⑥だけだ、という人がいるかもしれない。しかし、よくよく考えてみると、ヤシガニというのは陸上の生き物。だから、②④⑤⑥が山の幸と言うこともできよう。ま、どちらでもいいのだが。
ところで、とても重要なのは、ヤシガニコースは予約が必要なこと。その日も、恐らく自衛隊員と思われる方々が来ていたが、さかんに“あ~あ、ヤシガニ食べたかったなぁ”とぼやいていた…。すみません、うちら、予約してたもんで…。
ご馳走様でした。










