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いざ紅樹密林へ。[3/3]

by ryoki on 8月.14, 2006, under スポーツ, , 沖縄, 西表

IMG_0793 バラス島を後にした一行は、およそ100匹のイリオモテヤマネコが生息するという、西表島本当に上陸した。バスで昼食会場に移動する途中に出迎えてくれたのはイリオモテヤマネコ。って、実は「動物注意」の標識なのだが、イリオモテヤマネコが飛び足した!という絵だったの。確かに、地球上に100匹しかいない生物の1匹を轢いてしまったら、大変なことだ。(移動中で写真がブレた…残念無念。)

紅樹密林に入る前に長命草。

IMG_0795 昼食は“レストランかたな”というところで、沖縄料理満載弁当をいただいた(勝手に命名)。ビビる大木似の店員さんに、弁当の中身について詳説していただいたのだが、もうすっかり忘れてしまった。だって、実際にこの投稿を書いてるのは9月9日だもん(おお、もうすぐ1ヶ月経っちゃうぞ!投稿日時は当日に修正)。なんだったかな。ゴーヤチャンプルーにミミガーに、豚のなんちゃらに、パパイヤの煮物(写真の中央下)に、長命草。味噌が付いてるの(写真中央上)も、パパイヤの隣の葉っぱ(写真右下)も、長命草。食べると一日長生きできるとか。この昼食で二日のライフをゲット!

主(ぬし)に挨拶。

IMG_0796 昼休み。レストランの目の前の浜で散歩していると、バスのおじさんが浜を掘り始めた。浜には至る所に穴がある。その穴の主に挨拶するというのだ。やはり地元の人は色々と楽しみを知ってる。同じツアーに参加していた子供たちも寄ってきて、穴の主に挨拶していた。

いよいよマングローブの森へ。

IMG_0803 ツアーはいよいよマングローブの森へ。待ってましたぁ!ライフジャケットを着て、オール持って、ちょっとだけカヤックの練習してと。それからカメラ持ってと。え?カメラは防水じゃないとダメ?置いてけって?そんなぁ…。
IMG_0792 ということで、左の写真は、カヌーツアーが終わった後に、あわてて一人で森に戻って撮った写真。この先にカヌーをした川が広がっていた。右の写真は、同じ川をバスから撮影したもの。

とんとんみ~ツアー。

 森に入ると、左上の写真のような感じ。潮が引いたのだろうか、土(というか泥)は少し湿っていて、その上に沢山のマングローブが生えている。マングローブの葉が木陰を作り、沖縄の強い日差しを遮ってくれる。こんな快適空間に生き物がいないわけがない。大勢のカニやハゼの仲間が、我々を出迎えてくれた。
IMG_0802 そう、この“ハゼの仲間”(ミナミトビハゼらしい)が“とんとんみ~”(トントンミー)だ。二つ前の投稿にも書いたが、地元の言葉で“ぴょんぴょん跳ねる”という意味。ツアーで最初に教えてもらったこと。内地(本州)では見られない様々な自然や言葉を教えてもらえるところがツアーの良さ。
 さて、カニやトントンミーの周りに、マングローブの幹とは違う、何やら植物らしきものが見える(左上の写真参照)。良くみるとそれは、土から出てきては、また土にもぐっていく…。実はこれ、マングローブの根っこだそうな。膝根(しっこん)と言うらしく、塩分をろ過しているらしい。マングローブには、膝根の他にも、呼吸根(こきゅうこん)や筍根(じゅんこん)、板根(ばんこん)と呼ばれる特殊な根を持つものがあるらしい。ちなみに、これもツアーガイドに教わったのだが、マングローブというのは、海水と淡水が混ざるような沿岸地帯に生息する植物群の“総称”だそうな。100種類位あるらしい。つまり、マングローブと言った時に、特定の一種類を指すのではなく、100種類の植物を指しているわけ。動物で言えば“イヌ”とか“ネコ”と言っているようなものかな。

すいすいカヤックでいこう。

010_11 さて、マングローブの木陰を抜けると、川が広がる。いよいよカヤックの登場だ。オールをカヤックの上に置き、カヤックの両端を両手で押さえ、若干外側の手に重心を置きながら、さっとお尻から飛び乗る。二人乗りカヤックは前の人から乗る。丁寧に教えてくれたので、難なく乗り込む。オールを回してマングローブジャングルを進む。カヤックは抵抗が少なくとてもスムーズ。009_10漕いでもなかなか進まない池のボートを思い出しては、いい気になる。でも、二人の意気が合わないと、オールがぶつかることも。いい気になりすぎてもだめだ。抵抗が少ないので舵取りも楽。前に乗っている人もご機嫌のようだった。

楽園。

006_7 カヤックでしばらく進むと、ツアーはカヤックを置いて、森に入る。そこは生き物の楽園。そして、楽園の女王が皆を迎えてくれる。そう、オオゴマダラだ。彼女らは(勝手に女性化^^;)、本当に優雅に飛ぶ。ヒ・ラ・・ヒ・ラ・・ヒラヒラ・・ヒ・ラ・・・。まるで優雅に戯れている天女達。ガイドによれば、幼虫時期に食べる植物の毒が体内に蓄積されているため、天敵がいないんだとか。だから見せびらかすように飛ぶ。“優雅”を感じた。(しかし、防水写るんです。がショボくて残念。次回は絶対カメラを持ち込む!)オオゴマダラの詳細はWikipediaがよかろう。
 他にも様々な生き物が見られた。まずトカゲを発見。尻尾を掴んでも、尻尾が切れない。木から木へ飛び移る際に、尻尾でバランスをとるんだとか。そりゃ、切っちゃまずいわな。
 それから、木の幹の上に細く伸びた土。実はシロアリのトンネル。壊してみるとその中をシロアリの大群が大行進していた。すぐに補修作業に取り掛かり、数十分でトンネルは元通りに。このシロアリ、実は蟻ではなく、古くはゴキブリと先祖を同じくしているとか。そうガイドに教わってから良く観ると、確かにゴキっぽかった。

おんなの時代?否、おんなの世界。

007_8 左の写真は日本最大のクモ“オオジョロウグモ”を写した…はずなのだが、ここでもショボカメラが、逆光の助けも借りて、その威力を発揮。クモの巣らしき糸がいくつか見えるが、肝心のクモが確認できない。これかな?と思うのはあるけど…。なお、メスは足を広げると手のひらほどもありそうな感じだったのに対し、オスは、米粒程度だった…。これにはホントわろた。生き物の世界はこうなんですわ。

シオマネキ、またね。

 帰り道、川岸の泥の上で、シオマネキの大群が迎えてくれた。己が小さき頃、父に教わった記憶あり。そう、片方のハサミが異様に大きく、それをコックリコックリと動かすカニ。まるで“こっちに、おいで、おいで”と、潮を招いているかのようだから、“潮招き”。“またね”と挨拶しているようにも思えた。写真撮れなかったので、脳裏に完全記録。
 ちなみに英語では“fiddler crab”。“バイオリンを弾くカニ”というわけだ。見方は色々あるわな。

また来たい。

 とんとんみ~ツアーは「最も過酷なツアーだ」って、ビビるは言ってた。でも正直言うと、自分には物足りなかった。もっともっと、カヤックで移動したかったし、森も奥深くまで探索したかった。一時間程度の水遊びの時間があったけど、そんなのいらなかった。長野のキャニオニングに比べれば、子供の水遊び程度。自分には不要だった。小学生位の子連れの親子がいたが、その位が丁度いい感じかもしれないと思った。
 そいえば思い出した。ツアー客の中に、中学生の父子らしきペアがいた。中学生と言えば色々と難しい時期。やはりその子も少し照れてる感じで、ツアー前半は、お父さんが声をかけてもあまりいい顔をしなかった。でも、自然と戯れるうちに、自ずと笑顔が出てきた。自然には、こういう効果もあるんだな、と思った。
 西表は泊まりで再挑戦だな。夜の西表も見たいし。

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