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人間ドック初体験記。

by ryoki on 10月.12, 2006, under

 先日10月6日に初体験してきた人間ドックを、今更ながら回想してみるのであった。
 初めての人間ドックは芙蓉診療所成人病医学センターなるところに8:30集合だった。低気圧による風雨の中集まった人々は皆びしょびしょだった。
 人間ドックというのは、複数のイベント(検査)をチェックシートに従って、順不同にこなしていき、全てのチェックを終えると完了となる。いわば、検査のスタンプラリーみたいなものだ。自分の場合には以下のようなスケジュールだった。

  1. 0850 採尿
  2. 0900 採血 (7、8本採られた。)
  3. 0915 身体測定 (今時って、背丈を測るのに頭に何も当たらないのね…。)
  4. 0925 説明 (主に事前に記載した申告書の内容を確認。)
  5. 0930 心電図 (吸盤を貼られまくる。)
  6. 0940 肺活量測定 (合間にさっと測定した。最初は5500と出た。勝手がわからず最後まで吐ききれなかったので、グラフの最後でブレがでた。「もう一度やります?」と聞かれたので、答えは「イエス」。二回目はグラフもきれいで、6500と出た。同じような体格の平均の150%。かつてヘビースモーカとしてはあまり自信はなかったが一安心。)
  7. 1000 レントゲン (吸ってぇ、吐いてぇ、息止めてぇ、のいつものやつ。)
  8. 1010 腹部エコー (ヌルヌルとしたゼリーを腹回りに塗られ、検査器具を当てられる。くすぐったい。)
  9. 1030 待ち (眼科検診を待ってたら胃カメラに呼ばれた。)
  10. 1040~1050 胃カメラ (省略→胃カメラ体験記へ。)
  11. 1100頃 聴力検査 (久しぶりに無音の世界に。左耳の高音はやはり2メモリ低いらしい。中学生の時の突発性軟聴が原因。)
  12. 1120頃 食事の説明 (国会答弁はいつの間にか菅さんから岡田さんに変わっていて、相変わらずいっぱいいっぱいな顔。そんな中、食事の説明開始。腹減った。)
  13. 1220 食事 (食事は待ちあい室の隣の、血圧体重を図った部屋。狭いので何人かずつ交代しながら食べる。新宿という土地柄からして仕方のないとこだろう。生検後だし、ゆっくりよく噛んで食べる。)
  14. 1330 総合内科検診 (先生曰く、昨今の身体に出だした兆候は、年齢で免疫力が落ちてきて、疲れが色々なところに出てきた結果なのだろう、とのこと。腸はファイバーやればわかるだろうとのこと。)
  15. 1348~1405 運動負荷試験 (血圧計を右腕にはめ、胸に吸盤を貼られた状態で、エルゴメーターに乗ってペダルを漕ぐ。心拍数140超が目標と言われたが、一向に伸びない。重さが4段階目になり、80rpm位(だったかな)を維持していると、次第に上がってきてやっと140を超えた。それで終わるのかと思ったら、そこから数分続いた。かなりタフだ。後で思ったが、胃の生検後にやっちゃぁいけなかったのではなかろうか。)
  16. 1430頃 眼科検診 (他の人に先を越されたりして、かなり待たされた。待合システムがあまりよくないらしい。どこかのおっさん、待合の不具合に激怒してたし。目は1.2と言われた。一週間前の眼科クリニックでは2.0だったのに。いいかげんなものだ。)
  17. 1450頃 面談 (主に食生活中心の指導。先生曰く、朝食に果物を。食べすぎ厳禁。肉はもっと食べていいが、酷い脂身は残すように。納豆、ねばねば系、歓迎。体重は維持せよ。これ以上太るな。だって…。)
  18. 1500頃 開放

胃カメラ体験記

 準備として、ぬるっとした透明ジェルを飲み込まずに5分間、喉で止めておく。喉の麻酔らしい。これが意外に大変。事前に「これを怠るな」と聞いていたので、本気で頭を真上に向け、喉の奥で止めていたら、首が痛くなった。しかし、その甲斐あってか、胃カメラは想像よりずっと楽だった。
 ゲポっていうのは合計で3回で済んだ。喉に入っていく時に2回。まぁ、飲みすぎでどうしようもなくて指を入れて吐く時よりは楽かな、と思った。
 カメラが入っていくときは余裕が無かったが、カメラが胃の中に入ると余裕ができてきた。お陰で胃の中での出来ごとは、一部始終を見ることが出来た。途中で体に力が入っていることに気が付く。次第にそういった余裕が出てきてリラックスしはじめたら、自分の中の小さな宇宙旅行を楽しむ余裕が出てきた。正直、楽しかった。
 胃は空っぽだった。水を吸い込むと、ピンクの壁が見えてきた。想像したより赤い感じがした。カメラを動かして胃の上部を映すと、食道に通ずる胃の穴からカメラの黒いコードが見えて、なんだか不思議な感じ。
 最後に検査した箇所に、小さなびらんが見つかったという。診療前に喋れませんと説明を受けてたのに、先生は「びらんですねぇ。#%♪!○:ですか?」と聞いてくる。喋れないので、「ああ」「ああ」と頷いていたら、先生の横にいた助手が何やらワイヤー取り出し、先生が胃カメラにワイヤーを入れ出した。スルっスルスルっとスゴイ勢いで…。「あれあれ?ま、まさか?」と思っているうちに、カメラの先からハサミが出てきた。ハサミというか宅八郎のマジックハンドの先端みたいなものだ。息を吸うとびらんのある胃壁はハサミから奥に遠ざかり、指示通り息を止めると胃壁も止まった。ハサミは狙いを定めると一気に狙いをつかみ、今度は一気にそれをむしり取った…。痛みはなし。出血もなし。恐らく「ああ」で同意してしまったことになるのだろう。後で知ったがこれを「生検」と言い、組織をとって炎症の理由を調べるらしい。ピロリ菌の有無もわかるらしいぞ。
 終了直後、譚がからんだが吐き出しにくかった。麻酔が残っていて、うまく吐けない。水も飲むと危ないらしい。気管とかに入っちゃうから。唾を飲み込むと、喉の奥に、子供の頃に薬を塗られた時のような、痛みを感じる。ゲポってやった時に、ファイバーで喉に傷がついちゃったのだろうか。その旨を伝えると、トローチを大目にくれた。このトローチうまいな。ほんのりメロン味かな。トローチ4つ目には喉の痛みも大分消えてきた。

1 comment for this entry:
  1. ブルマン

     じっくり読みふけってしまいました。病院が苦手なだけに、ちょいとでも知りたかったのかも。胃カメラはムリかも。採血が嫌いなのでそれだけで駄目かもしれない。
     いずれ人間ドッグを受けようと考えているだけに、・・・(ーー;)。頭の中だけで体験させていただきました。いいシュミレーションになりそうです。

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