パンクしとる。
by ryoki on 12月.29, 2006, under Z32, トラブル, 洗足, 生活, 自動車
今日、年賀状の残りを出しに行こうとしたら、なんとZ君の右前輪がパンクしとるがな。まったくぅ、忙しい時に限って…。
そろそろとスピードを抑えたまま、一番近くのガススタ(GS)になんとか到着。しかし、さすがに年の瀬。中原街道に3台もはみだして並んどる。でも、このタイヤでは遠出はできないので、待つと腹をくくる。ところが遅々として進まない。ガソリンを入れ終えたある車は、中原街道に頭を出したまま、5分以上立ち往生。恐らく、久しぶりに運転した彼は、中原街道を往来するベテラン達の物凄い勢いに、ビビッたのだろう…。そりゃ、進みまへんわな。
10分近く待ったろうか。ようやく給油スタート。右前輪を見てみると、ペシャンコ状態。空気を入れてもらうも、全く入らない。タイヤ交換をお願いすると“18インチは無理です”という返答。
仕方なく、すぐ近くの路地脇に止めて、タイヤ交換することに。Z32純正のアルミ製ジャッキと久しぶりの対面。そして、アルミ製タイヤ止めも登場。少し下り坂なので念のため、右後輪と左前輪に噛ませる。
このジャッキ、アルミ製なのはいいけど、古いタイプ。半周ずつ回さなきゃならん。半周回して、取っ手を付け替えて、半周回して、取っ手を付け替えて…うう、寒いぞ、手が痛いぞ、油圧式のジャッキが欲しいぞ、でも実家に置いてきたぞ、GSにお願いしたけど貸してくれないぞ、寒いぞ…。
車体が少しは上がってきたかな、と思った次の瞬間、“キッ”と右後輪が鳴く。どうやら、犯人はタイヤ止め。右前輪を上げていたのだが、いつのまに右後輪も上がっている。恐らく下り坂だからだろう。何かの弾みで車が坂を下り出してしまった場合を想定し、助手席に、万一の時はハンドルを左一杯に切って壁にぶつけるよう、指示。
半周回しを何度繰り返したろうか。ようやくタイヤが普通の形に。ロックナットを取り出し、ネジにかます。体重をかけてネジを緩める。あまり意識しないうちに、体が「ジャッキでタイヤを完全に浮かす前にナットを緩める」という段取りで動いていた。一度経験したことを、体が覚えていてくれた。
5つのナットが緩んだら、いよいよ完全にタイヤを浮かす。ナットを取って、タイヤを取り外そうとしたとき、手の指と平に、チクチクっと痛みが走る。何かわからないが、タイヤの内側に、とがった針金か何かが刺さっているようだ。
取り外してみると、その犯人は…実は、タイヤに何かが刺さっていたのではなく、削れたタイヤの中から、針金みたいなものが飛び出していた。タイヤ館の店長曰く「かなりギリギリの状態でした」。
年の瀬のタイヤ館は、これまた大混雑。そういや、寒波のニュースもやってたもんな。客の多くは、やはりスタッドレスを求めているようだ。我々は近くの島忠で時間潰し。1時間以上潰してから戻ったが、まだZ君はピットに入ってない。少ししてから作業が始まった。
タイヤ館は、ガラス張りの向こうで、作業をしてくれる。客が見ているから、クルーも気を抜けない。客としては、透明性の高い作業に、自ずと満足度が高まる。店長の対応もとてもよく、途中でオイル交換を頼んだら、そのピット作業のうちに済ましてくれた。
しかし、道具の進化は目覚しい。あっという間に18インチのアルミから40扁平のタイヤが外されていく。新しいタイヤをつけたら、今度はバランサーと呼ばれる機械に取り付ける。ちょうど、トイレットペーパをつける感じで、タイヤを取り付ける。うえから黒いカバーをして、タイヤをぐるぐると回す。測定結果を元に、おもりをつける。
タイヤ交換を終えたZ君に乗ると、あれ不思議。今まで、大きく右に曲がっていた車が、ほとんどまっすぐに走る。手放し運転で若干左に曲がっていくということは、アラインメントがちゃんとしている証拠。安全のために、若干左に曲げると聞いたことがある。左側通行では一般に「左が壁、右が正面衝突」だからだ。
さらに不思議。高速運転でブルっていたハンドルが、静か。右曲がりとブルブルは実はタイヤのせいだったのね。パンク間際のタイヤが、色んなサインを発していたようだ。
この話はこう締めねばなるまい。安全にパンクしてくれて、ありがとう。










